マンチカンはこんな猫


短い足に胴長のマンチカンは、アメリカの家猫の間から突然変異により出現しました。

足が短いという事以外は、形状・柔軟性において普通猫と変わりなく、短い足でも機敏性や生存能力の妨げにならない事が判明しています。

尾を直立させて、パタパタと歩く姿は、この上なく可愛いです。立っちが上手な子もいます。

 

性格   性格は温厚かつ社交的です。明るく元気で好奇心旺盛です。

    動作は驚くほどの機敏で活動的で、猫のスポーツカーと言われます。

外観   ロングヘアー(長毛)とショートヘアー(短毛)に分けられます。

頭部   顔型はやや丸みを持つ幅の広いクサビ型、

    前頭部は平たく頭頂部においては丸みを帯び頬骨は高く位置します。

     オスは特に幅広に見えます。

     耳の基盤は広く先端は丸みがあり、両耳の感覚は広すぎず、頭頂と頭側の中間に位置します。

     口吻部はよく引き締まり、長さは中位。鼻は中位の長さで、わずかなストップが見られます。

     目は良く見開いたアーモンド型。

体駆      筋腱発達し、骨重豊富で中型。後肢が前肢より多少長めのため肩から後肢にかけて、やや隆起しています。

     胸部は丸みを持ち、臀部は良く引き締まっています。

     首の長さは中位で太く、筋肉は良く引き締まり、長すぎず、短すぎず、太すぎない事が重要です。

四肢      短足は短く、前肢と上部と下部の長さが等しい。

    後肢は大腿部と下肢にお長さがほぼ同じで前肢よりわずかに長い。

    足先は丸く、良く引き締まり、サイズは中型。

尾   先細りで体駆に良く調和する長さで、太さは中位。体が動くときは直立しています。

サイズ 中型(まんちの樹の猫はやや小さ目サイズです)

被毛       ショートヘアー・ロングヘアーに分類されます。

                 ショートヘアはミディアムロングでビロード状の感触で、弾力を持ち、光沢があります。

                 ロングヘアーはシルキーなセミロングヘアで適度な密度を持ち、首の周りには被毛(ラフ)があります。🐾

                 足裏は長くシャギーです。

 疾患       足が短いほど、太るほど、ヘルニアになる危険性があります。

    遺伝性疾患は少ない猫種になりますが、親が異種交配のペルシャ・エキゾチック・スコティッシュ系の

    場合はその親にPKD検査が必要になります。


まんちの樹からのお知らせ


交配      短足✖️短足・短足マンチカン✖️折耳スコティッシュフォールドは交配していません。

    (短足折耳スコマンチはいません)

   まんちの樹は①短足マンチカン ✖️長足マンチカン 

         ②短足マンチカン✖️ 長足ドメスティックキャット(家庭猫・MIX 猫)

         ③短足マンチカン✖️長足スコティッシュストレート(立耳)

           ※スコテッシュストレートは下記の検査済です。

            A.骨軟骨形成不全の遺伝しない立耳(フォールド因子検査)

            B.PKD多発性嚢胞腎(PKD)

            C.肥大性心筋症疾患

    のペアで交配しています。

血統書  ベビーは全て「マンチカン」で発行になります。

予防接種  ベビーは生後60日に第1回三種混合ワクチン接種しています。

      パパ猫・ママ猫は、初年は三種混合ワクチン2回接種、

              その1年後からは五種混合ワクチン接種をしています。

      五種混合ワクチンで①猫ウイルス性鼻気管炎②猫カリシウイルス感染症③猫汎白血病減少症

               ④猫白血病ウイルス感染症⑤クラミジア感染症

      を予防しています。

引渡  生後62日以降

    (生後60日の第1回三種混合ワクチン接種後、2日は様子見をします)

    体重700g以上になってから